- 弁護士
交通事故に遭ったら病院へ!
2023年10月03日
交通事故でケガをしたら病院に、当たり前と思われるかもしれませんが、大事な事なので改めて。
l すぐに病院へ
大したケガじゃないから、と、しばらく放っておくと、治療費が出ないことがあります。
事故から時間が経って診療を受け始めると、保険会社から「そのケガは事故とは関係ないんじゃないか?」と疑われることがあるのです。
2 整骨院もいいけど病院へ
近いから、知り合いの先生がやっているから、と、いきなり整骨院に行くのはオススメしません。
病院だと治療費が出るけれど、整骨院だと治療費が出ない、ということがあるためです。
保険会社で「整骨院の治療費も出しますよ」と確認が取れるまでは病院で治療を受けましょう。
3 仕事を休んででも病院へ
仕事が忙しくて通院が難しい、というのは分かります。お仕事は大事です。でも、体も大事。
必要があれば仕事を休んで通院しましょう。(休んだ分は休業損害をも
らいましょう。)
仕事が休めない等の事情で通院を後回しにして、その結果、症状が重くなってしまった場合、治療が遅れて悪化した分について治療費が出ないことがあるのです。
また、通院した期間の長さに応じて、慰謝料を受け取る権利が発生するのですが、期間中の通院期間が少なすぎると、慰謝料の金額が大きく減額となることがあります。
お医者さんから「次にこのBに通院して下さい」と言われたら、仕事を休んででも診療を受けてください。
気をつけていても巻き込まれることがあるのが交通事故。今回説明したこと以外でも、交通事故の心配事があれば旭経営アシストにご相談ください。
こたけひまわリ法律事務所
弁護士 小坂塁