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会社設立登記の登録免許税を半額にする方法
2025年01月07日
以前から制度自体は存在しているのですが、あまり活用されていないなと気付いた、少しお得な制度についてお知らせいたします。
会社(株式会社や合同会社がほとんどです)を立ち上げる際、まず最初に会社設立の登記というものを法務局に申請する必要があります。
その際、登録免許税という税金を国に納めるのですが、株式会社の場合、通常はこの金額が15万円となります(資本金によって金額が変わってきますが、株式会社では最低金額が15万円と決まっています)
この15万円を半額にする制度があります。
それは、会社を設立予定の本店所在地の自治体から「特定創業支援事業により支援を受けたことの証明書」を発行してもらい、これを添付して設立登記申請するという制度です。
飯塚市の場合には飯塚商工会議所にその要件が詳しく書かれていますが、セミナーを受講後、2回以上個別相談会に参加することが発行の要件になっているみたいです。
登録免許税の軽減の他、融資の条件も良くなるみたいなので、会社を設立する予定で、時間的に余裕がある方は、是非この制度を活用されてみてはいかがでしょうか。
佐々木英司法書士事務所
司法書士 佐々木英