土地を相続したものの、どの場所にあるのか分からない時に調べる方法です。
相続した土地の固定資産明細を見ると、初めて見る土地や行ったことのない地方の土地、また山など、場所の特定で困ることがあります。
住宅地はGoogleマップやゼンリン地図で、所在地番を検索すれば見つけ出すことができますが、建物が立っていないような山林、原野などは抽出されません。
そんな時は市役所または法務局で、その土地の公図を入手します。
公図は地番と土地の形状が記載されたものなので、これだけでは土地の場所まではわかりません。
次に、インターネットで「MAPPLE法務局地図ビューア」を検索し、そのホームページを開くと、航空写真に法務局の公図を合成したものが見れます。
先ほど入手した法務局の公図と一致する場所を探して、相続した土地の場所を見てみると、航空写真上でその土地の場所が分かります。

西野幸彦士地家屋調査士事務所
士地家屋調査士 西野幸彦