私たち弁護士は、交通事故や離婚、不動産問題といった民事事件の他に、犯罪をしたと疑われる人（被疑者・被告人）の弁護も行っています。
皆様も、ニュースやドラマで、刑事事件の法廷で弁護士が被告人を弁護している場面をご覧になったことがあると思います。
ただ、弁護士の刑事事件への関わり方は、法廷で裁判官や裁判員の方を相手に説明をするだけではありません。
ある人が犯人ではないかと疑われて逮捕された直後から、弁護士は働き始めています。

どういうことをしているかと言いますと、まず、逮捕された方との面会です。
犯罪の種類によっては一般の方は面会ができない場合がありますし、面会が禁じられていない場合でも一般の方は時間や回数に制限があります。
それに対して弁護士は、そういった制限なく面会することができますので、逮捕された方に対して様々なアドバイスをしたり、ご家族や同僚の方からの伝言を伝えたりすることができます。

また、物を壊してしまったとか、他人に怪我をさせた、というような事件の場合であれば、被害者の方への弁償の段取りを整えることも弁護士の役割です。
早くに弁償を行うことができれば、処分が軽くなる場合もあります。

刑事事件には縁が無いに越したことはありませんが、酔っばらってのケンカや交通事故などは起こり得ます。
ご家族や従業員の方が捕まってしまった！という場合には、ご相談いただければお役に立てるかと思います。
また、犯罪によって被害を受けた、という場合にも対応のお手伝いが可能です。
民事のお困りごとだけでなく、刑事事件のお困りごとも、ぜひご相談ください。

こたけひまわリ法律事務所
弁護士 小坂塁